多くのシンガーソングライターは、自らの恋愛を糧にして歌を作ります。不倫騒動が勃発した加藤ミリヤもその一人なのでしょうか?不倫を思わせる歌詞を頻繁に書いている加藤ミリヤ。実際に不倫はしていたのでしょうか?
今回は、加藤ミリヤの不倫騒動を振り返ってみたいと思います。
加藤ミリヤってどんな人?
加藤ミリヤは、愛知県出身。1998年生まれで現在29歳です。職業はシンガーソングライター。10歳のころから作詞を始めたといいますから、根っからのミュージシャンなのでしょう。
中学生のときに上京しソニーミュージック・オーディションを受け13歳で合格。2004年、高校一年にしてメジャーデビューを果たしました。
その後は、女性の恋心を歌った楽曲を次々と作成。若い女性を中心にファンを獲得していきました。『Love is…』『SAYONARAベイベー』などの代表曲で知られる彼女ですが、知らない方も多いでしょう。彼女の曲は主に10代~20代に受け入れられているため、年配の方への認知度は低い印象です。
加藤ミリヤの不倫までの経緯・バレたワケ
音楽活動に積極的に取り組み、スキャンダルとは縁遠かった彼女ですが、2017年に突如イケメン料理人との不倫騒動が勃発しました。2017年4月、週刊誌FLASHがイケメン料理人と加藤ミリヤの旅行をすっぱぬいたのです。
【画像】FLASH
加藤ミリヤは、週刊誌の報道を機に破局したことを伝えており、マスコミに宛てられたFAXには「私自身も今まで知らなかった情報を知ったこと」が破局の理由と書かれていたことから、(それが真実であれば、)彼女自身は彼が既婚者であったことは知らなかったことがうかがえます。
週刊誌によると、加藤ミリヤの不倫相手は、30代後半で都内にある飲食店の経営者であり、メディアでも何度か取り上げられたことがあるとのこと。
【画像】イメージです。本人ではありません。
加藤ミリヤとの報道が持ち上がる2年前に離婚はしているが、現在は内縁の妻がおり、その女性との間に二人の子供を設けています。
バツイチでやり手の経営者、離婚後に内縁の妻…これだけの情報から察するに、女性にモテるかなりやり手の男性のようです。彼はメディア出演はあるとはいえ、一般人であるため、写真などは公にされていません。
加藤ミリヤは不倫の歌が多いと言われている
シンガーソングライターである加藤ミリヤ。自身の恋愛を糧に作詞作曲を行うのが彼女の仕事であるとも言えます。彼女の曲の中には、道ならぬ恋を彷彿とさせる歌詞が数多くあります。
とくに、2016年に発売された『愛の国』はどう考えても不倫の恋を歌っています。
欲しくても手に入らないこと知った
薬指に誓いは輝き
約束はいつも出来なくて
今日だけはわたしのもの
抱いて 離せない
(中略)
秘密守る悲しみは
あなたしか救えないの
「わたしもいつか幸せ」と
信じれば願えば生きれる
もっと早く出会っていれば
誰も傷つかないのに
もっと強く抱きしめたら
永遠にわたしのものになったらいいのに
「愛の国」の他にも、「SAYONARAベイベー」「WHY」「Aitai」など、加藤ミリヤは不倫をテーマにした歌が多いことで知られています。
これまで、こういった曲の作り方に関しては、「友達の恋愛を参考にしていて、実体験ではない」と発言してきた加藤ミリヤですが、今回のことで、実際の不倫の恋の気持ちを体験できたのかもしれません。
そういった意味で言うと、歌手としては幅が広がって良かったのかも、という見方もできますね。
加藤ミリヤは報道後に「今回の一連の報道に関係して、私自身も今まで知らなかった情報を知る事となり、真剣に向き合っていたからこそ、報道のあった男性とは既に別々の道を歩んでおります」とコメントを発表し、すぐに別れたことを公表しています。
不倫騒動による芸能活動への影響は?
さて、不倫をしていたことで加藤ミリヤの芸能活動に影響はあったのでしょうか?
答えはNOです。
そもそもイメージで売っているタレントではないということも一因でしょうが、加藤ミリヤが「既婚者であることを知らなかった」と言い張っていることがペナルティを受けずに済んだ一因でしょう。
もちろん、不倫騒動後も変わらずに音楽活動を続けています。知名度がそこまで高くないことや、もともとのイメージがそんなに爽やかではなかったことなどから、音楽活動を続けていることに対する世間の反発もあまりないようです。
実際に、彼女が既婚男性に独身だとウソをつかれて恋に落ちてしまったのだとしたら、それは同情に値すべきことでしょう。
ただ、本当に既婚者であることを知らなかったのでしょうか?
相手の男性がかなりやり手の男性であることを考えると、加藤ミリヤが騙されていたとしてもあまり不思議はないように思いますが、真相は明らかではありません。
彼女は今回辛い想いをしたかもしれませんが、シンガーソングライターという職業上、その辛さを創作活動に向けるという方法があります。辛い恋や、成就しなかった恋心を創作のエネルギーとし、今後も女性たちの共感を呼ぶような歌をつくっていくことでしょう。
加藤ミリヤの不倫は自作自演の売名行為だった?
この不倫騒動が勃発したときに、一部には「自作自演じゃないか」との憶測も飛び交いました。
一時は女性たちの共感を呼んでいた加藤ミリヤの歌でしたが、近年ではあまり話題になることもなく、「ファンが離れているのでは」と言われていました。
それゆえ、売名行為として「不倫の恋」を撮らせたのではないかというわけです。報道直後にはCD発売も予定されていたため、「タイミングよすぎ」との声もありました。
ただし、売名するには、不倫はあまりにも危険なトピックではないでしょうか。不倫によって好感度が下がる芸能人・タレントは多数存在します。いずれにせよ、この報道によって、近年あまり注目されていなかった加藤ミリヤに再び世間の目が向いたことは明らかでしょう。
この機会をピンチにするかチャンスに変えるかは、彼女の歌次第でしょう。ルックスで売っているのではなく、詩も歌も作れて、かつては同年代の女性のハートをがっちりつかんでいた加藤ミリヤ。彼女の再起に期待したいところです。