世間一般には、男性と女性では男性の方が浮気をしやすいというイメージがあります。それは、男性と女性では浮気心理が異なるからです。今回は、「なぜ男は浮気をしやすいのか?」その男性心理について徹底解析いたします!
本能的に浮気をしてしまう
よく「男の浮気は本能」という話が出ますが、この“本能”とは、男性はオスとして自分の遺伝子を残し、子孫を繁栄していこうという観点にあります。
人間以外の動物はオスは複数のメスと交尾をすることが確認されており、少しでも多くの子孫を残すためには複数のメスと関係を持つことが本能的に組み込まれているのです。
このオスとしての本能が強い男性は浮気に走りやすいですし、この本能が弱い男性はあまり浮気をしません。肉食系男子が浮気をして、草食系男子が浮気をしないというのは、こうした本能的行動とも言えるのです。
ただ、逆に言うと、男の浮気は女性とセックスすることが目的でしかないという言い方もできます。好きなのは彼女だけど、複数の女性とセックスしないと気が済まないという考えから浮気をするのです。なので、他の女性とセックスをしたから、すなわち感情が移ってしまったと考えるのは早計です。
セックスだけが目的の浮気であれば、まだまだ修復の余地はあるのです。
ストレスのはけ口
男性が浮気をする理由に、妻や彼女以外の女性に愚痴を聞いてもらいたいという甘えがあります。男性はプライドの高い生き物ですから、本命彼女には愚痴をぶつけたくないという本音があるのです。その分浮気相手には「仕事で上司に叱られた」「仕事でミスした」など日頃のうっぷんを話して、ストレスを発散します。
その愚痴を聞いてもらう相手がキャバ嬢であったりすることが多く、最初は大した関係ではなかったのに、気付いたら深い関係になってしまっているということはよくあるのです。
とはいえ、ストレスが原因の浮気は相手にそこまで情が入っているわけではないので、泥沼の不倫になるようなことはあまりありません。女性がストレスを感じ取って、適切に接してあげることで、浮気はしなくなります。
ただし、厄介なのはストレスの原因が女性側にある場合です。「産前産後に浮気をする男性心理とその対策」でも書いている通り、産前産後は女性が情緒不安定になりやすく、それが男性のストレスになる場合もあるからです。
産前産後でなくとも、束縛が激しい、男性に八つ当たりする傾向のある場合には、それが男性のストレスになり、そのはけ口として浮気をしてしまうこともあります。
これについては自分自身でメンタルを管理することやストレスをむやみに男性にぶつけないということが大事になります。
非日常的な刺激を求めている
刺激を求めて浮気をするケースは女性の方が多いのですが、男性の中にも非日常的な刺激を求めて浮気に走るケースもあります。
例えば、関係がマンネリ化していたり、セックスレスになっていたりすると、男性であっても刺激が欲しくなり、他の女性に手を出したりします。自分から手を出さなくとも、自分に好意を持つ女性が現れたりすると、そこに非日常的な刺激を感じて、浮気に走ります。
関係が上手くいっていないならまだしも、関係が上手くいっている最愛の彼女が奥さんがいるのに浮気をするのは理解しがたいかもしれませんが、だからこそ浮気することで平凡な日常では満たされない欲求を満たすのです。
単純接触効果による浮気
男性が浮気をする理由の中に、「単純接触効果」という心理学でも実証されている心理効果があります。「単純接触効果」とは会う回数に比例して親近感が増していくという法則のことで、無意識のうちにたくさん会っている人のことが好きになってしまう心理効果です。
あんまり会えない彼女や奥さんよりも、会う頻度の多い女性の方に親近感を感じるようになっていくということですね。
遠距離恋愛が失敗しやすいのはこれが理由で、月に一度しか会えない彼女よりも、毎週のように会える友人の方に気持ちが移ってしまうことで、彼女への愛情が冷めてしまうというものです。
遠距離恋愛でなくとも、仕事で毎日一緒に仕事をしている部下に気持ちが移ってしまうということもあります。仕事の帰りが遅く、週末くらいしか会えない奥さんよりも、毎日必ず会う部下の方が親近感がわきやすくなるのです。
これについては、詳しくは「夫が部下と不倫してしまう心理・きっかけとは?」で書いているので、興味のある方はこちらをご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?男性が浮気をする心理は千差万別です。浮気を責めるだけでは浮気は解決しないので、浮気をする心理に応じて、適切な対処をすることが大事です。
浮気されやすい女性には特徴があったりするので、「彼氏に浮気されやすい女性の5つの特徴」や「彼・夫の浮気・不倫をふせぐ4つのテクニック」を参考にしながら浮気を事前に防止することも大切です。