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夫婦のパワーバランスの違いがストレスを生み浮気に至った事例

最終更新日:

浮気調査の様子

探偵事務所に勤務していた経験をもつ野村雄二が実際に担当した調査の事例を紹介します。守秘義務があるので個人が特定できない範囲の情報を掲載しています。浮気調査や個人調査を考えている人の参考になれば幸いです。

調査の概要

依頼者は35歳の旦那さんです。奥さんは7つ年上の42歳で、家族は奥さんの両親と3歳のお子さんの5人。以前から夫婦仲が冷え込んでいましたが、奥さんが浮気をしているようなので、調査してほしいとの依頼でした。
依頼主の年齢:35歳
依頼主の性別:男性
総調査期間:2週間
料金:10万円

相談内容

浮気を疑った発端は、旦那さんの友人からの連絡でした。奥さんが平日に会社に行かず、男性を車に乗せているところを目撃したとのこと。その後、旦那さんは友人の協力を得て、奥さんが出社していない日を確認。案の定、奥さんは月1~2回ほど仕事へ行かずにどこかへ出かけているという情報が入りました。
このことから、旦那さんは奥さんが出社していない日の行動を調査してほしいと依頼してきました。もし浮気があれば、相手の男性の素性を調べ、証拠をとってほしいという相談です。

調査内容

旦那さんの友人の方と連携して、奥さんが出社していないとわかった日に調査員が出動。特殊機材を用いて、奥さんの車の行先を確認し、追跡調査をしました。すると、奥さんは月に2回ほど見知らぬアパートに車を停めていることが判明。当然、そこは浮気相手のアパートで、仕事へ行くと嘘をついて昼間は相手の部屋で時間を過ごしていた様子でした。
まずは奥さんの車がアパートに駐車してあるところを写真や動画におさめて、「奥さんが昼間、そのアパートに行った」という事実を確認しました。ただし、これだけでは浮気を疑うような情報ではないため、次回の連絡がくるまで待機。
その1週間後、奥さんが結婚式に行くので宿泊するという情報を得たために、調査員が再出動。すると、結婚式の帰りに奥さんが浮気相手の車に乗る様子を確認。さらに、その足で食事をし、ラブホテルに入ったので、その様子を証拠としておさめることに成功しました。

調査を終えての感想

今回はすぐに「不貞の証拠」がとれたため、調査が難航することはありませんでした。旦那さんとは何度も相談や電話連絡をしましたが、浮気の原因は夫婦間のパワーバランスにあることが判明。奥さんが7歳年上で、人生経験もあり、両親とともに住居を提供したため、どうしても夫婦の間で発言力に差がでてきたようです。年数がたつにつれて、奥さんの態度が横柄になり、やがて浮気に走ってしまったとのこと。
しかし、調査結果をつきつけた旦那さんは、協議離婚の末に、財産分与などを有利にすることができました。また、浮気相手の男性は20代後半で、旦那さんよりも年下ということもわかりました。職場の出入りしていたことからお互いに知り合い、不倫関係に至ったようです。

記事の担当

探偵事務所 元調査員:野村雄二

大学卒業後に警備会社に就職。その後大手の探偵事務所に転職し、調査員として300件以上の浮気調査、企業調査、素行調査、結婚調査などを担当。探偵として一人一人のお悩みに向き合いながら、多くの調査をして相談者を解決に導く。10年以上に渡って勤務し、現在はその経験を活かして探偵に関する情報提供やコンサルティング、ライティングなどに従事している。2016年から探偵ポータルの編集長として探偵に関する記事を担当している。

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