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不倫相手との間に子供ができてしまった女を浮気調査

最終更新日:

浮気調査の様子

探偵事務所に勤務していた経験をもつ野村雄二が実際に担当した調査の事例を紹介します。守秘義務があるので個人が特定できない範囲の情報を掲載しています。浮気調査や個人調査を考えている人の参考になれば幸いです。

調査の概要

奥さんが1年以上にわたって浮気をしているが、旦那さんはきちんとした証拠をつかめていない。明らかに浮気相手がいるとわかっているが、遠方に旅行しているようで自分では追跡できない。浮気の実態を調べて証拠をおさえ、離婚の準備を整える。
依頼主の年齢:42歳
依頼主の性別:男性
総調査期間:2か月
料金:26万円

相談内容

旦那さんからの依頼で、奥さんが浮気をしているが、いつも遠方の相手と会っているようで、自分では尾行しきれない。これまでの浮気相手とのやりとりは確実にわかっていて、家の中に置いたボイスレコーダーから、浮気相手との会話がきちんと残っているとのこと。

相手と会う日時もわかっており、県外に旅行に行くようなので、その際にきちんとした証拠をとって離婚の準備をしていきたいとの相談でした。さらに、奥さんは浮気相手とかなり深い関係になり、これまで1度、子供ができてしまっているが、堕胎したということもわかっていました。証拠がとれたら完全に離婚し、奥さんと浮気相手には慰謝料を支払ってもらうと考えているため、言い逃れできない証拠をとってほしいという要望でした。

調査内容

浮気調査をするにはかなり情報が正確で、依頼者である旦那さんも調査に協力していただきました。奥さんの肉声から、浮気相手と会う日時と場所が特定されていたため、その日に早朝から追跡調査を開始。ただし、場所は自宅から200km以上離れた県外であり、調査員も土地鑑がないことが唯一のネックでした。

まずは、奥さんと旦那さんの車を尾行していましたが、行き先が郊外の田舎道のようなところで、追跡が困難になりました。一度は失尾してしまいましたが、数時間後に再度対象車両を発見し、追跡を開始。そのまま尾行を続け、奥さんと浮気相手が買い物をしたり、食事をする場面をビデオカメラにおさめることに成功しました。まずは、浮気相手の顔がハッキリしたというところで旦那さんに報告し、1つの情報を得られたことで納得していただきました。

夕方くらいになると、対象車両は県内に戻り、自宅に向かっていきましたが、途中で温泉施設に立ち寄ったことでさらなる有力な情報が得られました。見知らぬ男性と温泉施設に入るという事実は、「不貞の証拠」と言っても過言ではないため、事実上の浮気が確定したことになります。その後、2人はホテルへは入らなかったものの、これまで旦那さんが収集した情報と総合して、浮気と認められるような証拠能力の高い情報が得られました。

調査を終えての感想

奥さんと浮気相手は警戒して、いつも遠方でデートしていたようですが、やはり夫婦の間に嘘は通じなかったようです。旦那さんは浮気を確信し、ご自身でかなりの情報を得ていました。

調査員はその情報をもとに、2人が立ち寄るであろうルートを先回りして調査し、2人の様子を各場面で完全にとらえていました。ただし、遠方での出張調査は調査員も土地鑑もネットワークもないため、簡単ではありません。失尾はそのまま調査の失敗につながりますが、経験でカバーし、調査を成功に導いた結果となりました。

旦那さんはその後、2人に対して慰謝料を請求し、離婚が成立したようです。

記事の担当

探偵事務所 元調査員:野村雄二

大学卒業後に警備会社に就職。その後大手の探偵事務所に転職し、調査員として300件以上の浮気調査、企業調査、素行調査、結婚調査などを担当。探偵として一人一人のお悩みに向き合いながら、多くの調査をして相談者を解決に導く。10年以上に渡って勤務し、現在はその経験を活かして探偵に関する情報提供やコンサルティング、ライティングなどに従事している。2016年から探偵ポータルの編集長として探偵に関する記事を担当している。

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