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パート先で店長と調理師の男性と二股不倫してしまいました

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不倫の体験談
30年間、男性にモテたという経験がなかった私。そんな私が二股不倫をするなんて思ってもいませんでした。

28歳のときに高校の同級生だった夫と結婚。積極的に子供を作ろうという感じではなく、夫婦でのんびり暮らしていました。子供がいないと専業主婦は退屈です。パートでもしようかなと思っていた矢先、知り合いが働いていた飲食店で人が足りないということで声をかけられました。

都心にあるお店で、平日の10時から14時までのランチタイムのホールの仕事です。接客経験は無かったのですが、みんな優しく親切で働きやすく、1ヶ月もするとすっかり職場にもなじみました。

調理師との不倫

職場の調理師だったAさんは、私より20歳年上の50歳。奥さんと小学生の息子さんがいます。ちょっとイカツイ感じですがハンサムで、いわゆる「ちょいワル」系のオジサマでした。見た目、服装ともに若々しく、話の内容も年齢を感じさせません。前職は営業マンだったそうで、都内のオシャレなお店に詳しく、仕事の後(Aさんはディナータイムまでの休憩時間中)に色々なお店に連れて行ってもらいました。

そのうち、Aさんと一緒にいるとドキドキしている自分に気が付いたのです。年齢も離れていましたし、それまで私は不倫なんて絶対にダメ!と思っていたので、最初は自分がドキドキしていることに気付かないふりをしていました。でも、だんだん自分に嘘がつけなくなっていって……パートを始めて3ヶ月が過ぎた頃、一線を超えてしまったのです。

その日、Aさんは半休で夜はお休み。一緒に飲みに行こうと誘われて、赤坂にある小さな隠れ家的なお店へ飲みに行きました。私は普段飲みなれないワインを相当飲んで、かなり酔っていました。

どんな話をしたのかあまり憶えていないのですが、Aさんが私の「笑顔が好きだ。笑ってる顔を見ると幸せになる」と言ってくれたことはよく憶えています。実は、そのとき夫と喧嘩をして一週間ほどまともに口をきいていませんでした。そんな状態だったこともあり、Aさんのこの言葉にあっさり落ちてしまったのです。

それからは、土日の休みにデートを重ねました。友達のところに行くと嘘をついて、月に1度お泊りデートもしました。私の知らないことをたくさん知っていて、色々と教えてくれて、Aさんと過ごす時間は新鮮なことだらけでした。

Aさんとのお付き合いに不満はありませんでした。それなのに……私は他の男性とも関係を持つようになってしまったのです。

店長との不倫

もうひとりの男性。それはパート先の店長でした。40代で、奥さんと幼稚園のお子さんがいる方です。

正直なところ、私はこの店長はあまり好きではありませんでした。悪い人ではないんですけど、とにかく若い頃からモテる人だったみたいで、「料理人の修行中、お金がなかったからヒモみたいな生活をしていた」とか、「三股をかけていたときに彼女たちが鉢合わせしてしまい焦った」とか、そんなモテ自慢が苦手だったんです。自分が恋愛に疎いこともあり、モテる人は苦手というか、自分とは違う世界の人という感じでした。

年末、仕事終わりの日に忘年会がありました。私はその日、「忘年会の二次会に参加して終電を逃した」というストーリーでAさんとお泊りをするとあらかじめ決めていました。

忘年会は楽しく過ぎ、一次会が終わっていったん解散。私は帰るふりをして駅の近くで時間を潰し、Aさんと落ち合う予定でした。みんなと別れて駅の近くまで来たとき、後ろから名前を呼ばれました。振り返ると、店長が立っていました。

「Aと待ち合わせ?」いきなりそう言われて、息が止まるほどびっくりしました。何も言えずにいると、店長は続けます。「やっぱりそうなんだ。前から付き合ってるんじゃないかと思ってたんだ。別に、みんなに言いふらすとかそういうつもりはないし、ちょっと聞いてみたかっただけだから」

店長は近付いてくると、私の方を抱き寄せました。「でも、悔しいんだよね。俺、初めて会ったときから君のこといいなと思ってたから。Aにとられたみたいで」私はすっかり動けなくなっていました。すぐに振り払えそうなのに、身体が動かなかったのです。

「ねえ、俺とも付き合ってよ。いきなりじゃなくていいから、まずは二人で飲みに行こうよ」「……無理です」「なんで?俺は嫌なの?」「嫌とかじゃなくて……店長とそういうの、考えられないです」「どうして?」「どうしてって言われても……」

そこからはずっとこの調子で、何を言っても「なんで?」「どうして?」「何がダメなの?」繰り返し。そのうち、自分でも何がダメなのかよくわからなくなってきました。今にして思えば、このときも私はお酒に酔っていたんだと思います。

どれくらい時間が経ったかわかりません。結局、私は根負けしてしまい、「夫からどうしても帰ってくるように言われた」とAさんとの約束をキャンセルして、そのまま店長と一夜を過ごしてしまいました。

翌日は後悔しかありませんでした。できるだけ店長を避けようとも思いました。でも、店長はたとえば仕事中のスキマ時間に同じお店の中にいるのにメールを送ってきたり、二人になったときに何気ない口説き文句のメモを渡してきたりと、かなりマメでした。不思議なもので、そんなことが続いているうちに少しずつ、そうした状況が楽しいと思うようになっていました。

仕事先には不倫相手のAさんがいます。そのAさんに秘密を持っている……その「秘密がある」状態がとってもスリリングだったんです。結局、店長とも時々デートをしたり、ホテルに行くようになりました。苦手だと思っていたのに、付き合いが深くなると居心地良く感じるようになり、なんで店長が女性にモテるのかなんとなくわかるような気がしています。

お付き合いする相手が2人になったことで、夫にバレないかヒヤヒヤすることもあります。それでも、今の関係が少しでも長く続けばいいなと思っている自分がいます。

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