調査の概要
勘当した息子とは15年間会っておらず、消息もわからないという男性からの依頼。再会しようとは思わないが、安否を確認して元気で生活しているかだけは知りたいという依頼。
息子さんの消息を確かめて安否を確認、居住地や現在の生活の様子を報告する。
依頼主の年齢:68歳
依頼主の性別:男性
総調査期間:2日間
料金:18万円
相談内容
68歳の男性(父親)からの依頼で、15年前に息子とケンカして以来、息子は家を出ていき、帰ってきていない。仕事はわかっていて、数年に1度は母親に連絡があったようだが、会ってはいない。
今後も再会するつもりはないが、実際にどんな生活をして、仕事はきちんとしているのか、元気で生活をしているのかだけを知っておきたいという相談でした。
調査内容
まずは、お母さまから話を聞いて、できるだけの情報を集めました。息子さんから来ていたメールはすべてとってあったため、内容を見せてもらったところ、某県で料理人として働いていることがわかりました。
ネットワークを使って現地の調査員に調査を任せたところ、息子さんは意外と早く見つけることができました。交友関係や知人・友人もあたりましたが、県内にある料理店をインターネットで検索したところ、ある有名料理店がヒットしました。
調査員は当たりをつけ、息子さんの名前、年齢、職歴などを考慮して、各店舗に電話連絡をしたところ、人物を特定することができました。調査員は息子さんと思われる人物の素行調査を実施。
まずは写真を撮影してご両親に報告したところ、本人に間違いないと確認できたため、そのまま生活の様子を調べていきました。すると、息子さんはすでに結婚され、お子さんもいるようで、お店での仕事を終えたあとは自宅に戻り、父親として一家を支えている生活ということがわかりました。
撮影した様子をご両親に確認していただいたところ、本人がきちんと生活できていること、人に迷惑などはかけていないことがわかり安心した様子でした。
調査を終えての感想
ご両親には調査結果には納得していただけました。その後、お母さまから話を聞いたところ、息子さんにメールを送ってみたら、息子さんの奥様から返信があったとのことです。丁寧なあいさつとこれまで連絡ができていなかった旨の謝罪の文章がつづられていたそうで、お母さまはそれを見て安心したとのことでした。
現在はインターネットがあるため、家出・行方調査が急展開して情報が入ってくることがあります。この事例はその典型的なものといってよいでしょう。