宮迫博之が不倫した時の世間の人々は「やっぱり」「そうだと思った」「全然驚かない」という反応でした。それゆえ、あまりこの不倫騒動は盛り上がらなかったような印象です。
あまり話題にならなかったので情報もあまり多くはないのですが、ここでは、宮迫博之の不倫騒動をおさらいしておきましょう。
宮迫博之ってどんな人?
宮迫博之は、1970年生まれ、2017年現在47才です。
大阪市に生まれ、高校卒業のちは安定した仕事をめざし警察官を志望しますが不合格。そのあとNSCというお笑い養成所に入り、1989年、蛍原とお笑いコンビ「雨上がり決死隊」を結成します。
その後着実に実力をつけ、自身がMCを務める冠番組を何個も持つ売れっ子芸人へと成長していきます。また、映画やドラマなどに役者として出演したり、歌唱力を活かしてCDデビューをするなど、マルチに活躍しています。
宮迫博之の不倫までの経緯
宮迫博之が現在の妻と結婚したのは、1989年のことです。2001年には長男も生まれ、家庭、仕事とも順風満帆かのように思われました。
宮迫博之が不倫をした経緯は、「家庭の不和」など分かりやすい原因があったわけではないようです。「つい出来心で」というところでしょう。不倫発覚後も、別居するなどの報道はなく、不倫が単なる火遊びであったことがうかがいしれます。
宮迫博之の不倫の内容
【写真】週刊文春
週刊文春によると、相手の女性はなんと2人。真剣に誰か一人を愛してしまって泥沼不倫…ではなく、単なる浮気であったことがここからもうかがいしれます。
一人目はモデルの小山ひかるさん26才。もう一人は、30代の美容系ライターのA子さんです。
小山ひかるさんは、芸能の仕事をしているので、写真を確認できますが、可愛らしい女性で、なぜオジサンと不倫しなくてはならなかったのか…と疑問です。
もう一人の美容系ライターA子さんに関しては、ほとんど詳細が出ていません。美容系ライターの場合、顔出ししている方が多いのですが、写真バレしていないところを見ると、あまり有名な方ではないのでしょう。この2人の女性と宮迫博之は同じホテルを利用しているところを撮られています。
同じホテルを利用するあたり、慣れている感が伝わってきます。本当にこの2人だけだったのか。他にも誰かいたのかも、と思わせられる騒動でした。
不倫がバレたあとの対応
さて、不倫がバレてしまった場合、芸能人は謝罪を行います。宮迫博之も例外ではありませんでした。
謝罪は2017年8月11日放送の『バイキング』(フジテレビのバラエティ番組)内で行われました。深々と頭を下げて始まった会見。
MCの坂上から「スタジオに来てくれただけでも」とねぎらわれると、「来たくはなかったんですけど、嫁に『行ってこいお前』と言われておりますので…」と妻とのやりとりを明かしていました。
坂上に「(報道は)事実ですか?」と聞かれると、宮迫は「事実です」と回答。
しかし続けて、「細かく言いますと、飲み過ぎた場合、家に帰るのがアレなんで、いつも一人でホテルに泊まってそのまま仕事にいくことはちょくちょくやっていたことで。その流れで、飲み仲間のグループの人たちと、店が閉まるんやったらそのまま俺の部屋でもう一回飲み直すか、というのは何度もやっています。今回に限っては、それが二人きりになってしまったということなんです」と言い訳します。(何が家に帰るのがアレなのでしょうか…)
また、「もしかしたらできるかもと、魔が差しまくったと言いますか。二人になるかもしれんけど、ええがな、泊まっていきんさ、と言いまして。結果僕は酒が深くなると寝てしまうので、寝る前になんとか頑張ってみたんですけど『このご時世にそれはダメ』とお断りされました。結果、ふて寝をして朝を迎えたのが3回繰り返された。結局三回フラれているということです」と必死の釈明をしました。
この釈明を信じるのはやはり無理があったようで、視聴者はまったく納得しておらずTwitterなどには「芸人のくせに面白くない会見」「すべってる」など批判が殺到。
大御所芸人であるダウンタウンの松本人志も「あいつはやってる」と宮迫博之の釈明が言い逃れであると笑いながら指摘しています。
不倫騒動による芸能活動への影響は?
さて、普通不倫騒動があった場合、芸能人はなんらかのペナルティをうけるものです。
ベッキー、乙武洋匡、上原多香子、それぞれ不倫騒動を起こした芸能人は、休止、仕事の激減などペナルティを受けています。ですが、宮迫博之の場合、芸能活動への影響は今のところ最小限にとどまっていると言えます。
一番大きな影響としては、宮迫博之が出演していた保険大手のアフラックが不倫騒動をきっかけにCM契約を解除したことでしょう。これにより宮迫博之はCMの契約料1000万以上を返還することになったといいます。
ですが、これは単なる返還であって、賠償金ではありません。
宮迫博之は不倫騒動直後に日テレで放送された24時間テレビ(2017年8月26日~27日)にも通常と同じように出演。不倫に対するペナルティはまったくないように見受けられます。
ただし、世間はこの風潮をやはり快く思っていないようで、視聴者から日テレに批判が殺到。「ベッキーとの扱いが違いすぎる!」と苦情が巻き起こっていたようです。
まとめ
現状(2017年8月現在)、不倫に対する代償を宮迫博之は全く支払っていないように見えます。MCの番組を下ろされるわけでもなく、イメージが失墜したわけでもありません。
やはりそれは「やっぱりな」という元から不倫しそうなイメージだったことが関係しているのでしょう。
ですが、そのほかの芸能人は多大なるペナルティを受けていることは事実です。なぜ芸人だけが不倫しても良いとされているのか。売れている男の芸人だから許されるのか?そういった不平等感が視聴者の中にも生まれています。
SNSが発達した現代、この不倫騒動は忘れ去られることはないでしょう。もしかしていつか、宮迫博之も不倫の代償を支払う日がくるのかもしれません。