浮気・不倫の法的な証拠となるもの4つ

一般的に言われている浮気・不倫と、法律上の浮気・不倫では定義が異なります。そうなると当然、裁判で使える証拠というのも一般的な見解とは異なるということになります。ここでは、浮気・不倫の法的な証拠となるものとはなにかを考えてみます。

不倫の証拠となる写真

浮気・不倫の法的な証拠となるもの

1.ラブホテルに2人で入っている写真

ラブホテルに2人で入っていることが確認できる写真は典型的な浮気の法的な証拠です。これがあればかなり有利になります。

ただし、1回分だけでは法的な証拠としては弱くなります。他にも証拠があればまだしも、これだけだと言い逃れすることも可能だからです。少なくとも2回分以上、できれば3回分以上の写真がある方がいいでしょう。

また、肉体関係を証明するためには40分以上の滞在時間の証明も必要になります。数分で出てきた場合には、肉体関係があったかどうかが証明できないからです。

2.シティホテルや相手宅への5回以上の出入り写真

シティホテルや相手宅への出入りの写真も法的な浮気の証拠となりますが、5回以上の出入りの写真があることが望まれます。

ラブホテルとは異なりシティホテルや相手宅は一般的には性交渉を行う場所ではないため、1回分の出入りの写真だけでは肉体関係があったと言い切ることができないからです。遊びに行っただけ、仕事でどうしても必要があったと言われたら、いくらでも言い逃れできてしまいます。

親密な関係であることを証明するために、ラブホテルよりも多い5回分の出入りの写真が必要です。

また、ラブホテルの場合と同様に40分以上の滞在証明も必要となります。

3.性行為に及んでいる最中の写真

性行為に及んでいる最中の写真があれば考えうる最高の証拠になります。どんな言い逃れもできませんので、不貞行為があったことを証明するには十分すぎるからです。

しかし、現実的には性行為に及んでいる最中の写真を撮るのは非常に難しいです。

自宅の寝室に盗撮カメラでも仕掛けておけば、連れ込んだ時に撮影することはできますが、自宅で浮気相手と性行為をするようなことはほぼありませんし、バレるリスクもあります。

ラブホテルや相手宅への出入りの写真でも十分に法的な証拠となるので、特殊な例を除いてあまり一般的とは言えません。

4.相手が不貞行為の事実を認めた書面やボイスレコーダー

これも裁判で法的な証拠となるものです。「キスをしている写真」などを突きつけたら素直に浮気を認めたということはよくあります。

そこで大切なのが、口約束で済ませるのではなく、しっかりと書面やボイスレコーダーに証拠を残しておくことです。裁判で「浮気はしていない」と態度を変えられたときに、口約束だけでは面倒なことになります。

必ず書面やボイルレコーダーに証拠として残しておくようにしましょう。

違法に入手した場合には証拠として認められない

上記の4つが法的に浮気の証拠となる典型的なものです。写真と書きましたが、ビデオ映像などでももちろん可能です。本人が識別できるレベルの鮮明な写真・映像であれば問題ありません。

なお、素人が浮気調査をすると違法と合法の境界線がわからずに、違法な方法で証拠を入手してしまうことが多くありますが、裁判では違法に入手した証拠は証拠として使えません。

それどころか逆に刑事告訴されたり、損害賠償を請求されてしまうケースもあるので、違法な手段で証拠を入手しようとすることは絶対にしてはいけません。

»探偵の浮気調査は違法ではない?違法と合法の境界線

法的な証拠とはならないもの

下記のようなものは法的な証拠としては認められません。

  • メールのやりとりや着信履歴、ネットの検索履歴など
  • クレジットカードの明細
  • ラブホテルの領収書
  • 2人で写っているツーショット写真、キスやデートの写真など

その理由は不貞行為を証明できないからです。法的には「不貞行為」があって初めて浮気・不倫が成り立ちます。逆に言えば、不貞行為さえなければ浮気・不倫にはなりません。

メールをしているだけ、電話をしているだけ、二人でデートをしているだけでは、不貞行為があったかどうかまでは断言できません。ラブホテルの領収書だって、一人で入ったと言われればそれまでです。浮気を疑う時や追い詰めるときには役にたつかもしれませんが、それで慰謝料を請求したりするのは難しいです。

ただ、上記のような証拠は不貞行為を証明する法的な証拠とはなりませんが、集められるだけ集めておくことが理想です。こういった証拠は不貞行為(継続的な性交渉)を証明するものとはなりませんが、弁護士なら複数の証拠を組み合わせて不貞行為を証明できることもあるからです。

また、不貞行為を証明することには失敗しても、パートナーの継続的な裏切り行為を証明できれば別の精神的な慰謝料を請求できることがあります。離婚を進める上でも役に立つでしょう。

まとめ

ここまで読んでお分かりいただけたかと思いますが、浮気の法的な証拠をつかむというのは非常に難しいことなのです。自分一人で浮気の証拠をつかむことは骨の折れる作業ですし、途中でバレてしまうリスクが高いので、できればやめたほうが良いです。

仮に証拠をつかんだとしても、証拠を見せつけるタイミングを間違えてしまうと、相手に裁判対策をされてしまい、逆に裁判で不利になってしまうことだってあります。

浮気の証拠を確実に抑えて、それを裁判で使おうと考えるのであれば、探偵に調査を依頼することや、弁護士の力を借りることが非常に大事になってくるのです。

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