浮気調査で得られた証拠の使い方に失敗して、財産分与の額が減ってしまった

トラブルの概要

旦那さんの浮気が発覚し、依頼者の奥様は探偵事務所に浮気調査を依頼しました。旦那さんが残業続きで帰りが遅くなるという日に調査を実施。

調査員が退社後の旦那さんの行動を追跡すると、ラブホテル街の付近のコンビニで車が停車したため、そのまま待機しました。案の定、数分後に浮気相手の車が入ってきて、若い女性が旦那さんの車に同乗。

その後、2人はラブホテルに入って、4時間後に出てきました。調査員は2人の様子を撮影して、「不貞の証拠」をおさえたため、調査の目的を果たし、奥様にデータを提出しました。

奥様は離婚の意思を固めており、財産分与で請求する金額や今後の生活費、慰謝料の金額などを具体的に決めていました。しかし、その金額は相場とはかけ離れており、旦那さんの年収を大幅に上回るものだったため、協議ではまとまりませんでした。

結果として、調停に訴えることになったのですが、奥様は浮気の証拠のデータを先に旦那さんに見せてしまっていたようです。旦那さんは調停でもつれることを察し、離婚の原因のすり替えに出ました。

離婚に至った直接の原因は自分の浮気にあるとは認めたものの、浮気をするに至った経緯は「夫婦関係がすでに破たんしていて、妻の金銭感覚がおかしいこと。妻が働ける立場でありながら主婦でいつづけ、高額な買い物などをして家計を圧迫していた」ことが原因としたのです。

浮気の証拠がありながら、「離婚理由」の争点を変えてきた旦那さんに対し、奥様は譲歩せざるを得ず、請求した金額は要求の半分に満たない程度にとどまりました。

奥様はこの結果に対して探偵事務所に怒りをぶつけてきましたが、調査員は「証拠をいつ、どのように使うべきか」をアドバイスしており、そのタイミングを誤っていたことを指摘しました。

トラブルの原因

このケースでは、奥様が「浮気問題に怒り、冷静さを欠いた状態で調査員の話を聞いていたこと。感情的になって法律で戦うという段取りを誤ったこと」がトラブルの原因となりました。

調停や裁判では、夫婦と法的に戦うわけですから、証拠を使うタイミングがポイントになってきます。今回は調停に至る前に怒りにまかせて旦那さんにデータを渡してしまい、それによって旦那さんが対策を講じてきました。

調停に訴えた場合は、調停の経過を見ながら、さらなる証拠固めを行うなど、再調査が必要になる場合もあります。

トラブルの対策

無料相談から浮気調査、復縁もしくは離婚(協議・調停・裁判)まではすべてが1つの流れになっています。

探偵事務所に浮気調査を依頼した場合は、この流れに沿って、スムーズに問題が解決できるようアドバイスを受けるはずです。調査員や弁護士などの話をきちんと聞き、「戦略」に沿って行動すれば、問題を解決できるでしょう。

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