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単身赴任で転居したアパートが盗聴されていないか探偵会社が調査を実施!

最終更新日:

浮気調査の様子

探偵事務所に勤務していた経験をもつ野村雄二が実際に担当した調査の事例を紹介します。守秘義務があるので個人が特定できない範囲の情報を掲載しています。浮気調査や個人調査を考えている人の参考になれば幸いです。

調査の概要

会社員の男性からの調査依頼で、単身赴任で新しいアパートに転居してきたが、盗聴器などが隠されていないか調査してほしい。アパートの部屋をくまなく調べ、盗聴器がないかどうかを確認する。

依頼主の年齢:41歳
依頼主の性別:男性
総調査期間:4日間
料金:35万円

相談内容

会社員の男性が単身赴任で新しいアパートに転居してきたとのこと。仕事がら重要な情報を扱うようで、私生活においても高い守秘義務が課せられるため、事前にアパートの部屋を調査しておきたいとの相談でした。

また、仕事が始まってから数日は留守中の部屋の様子を確認して、不審な人物が徘徊しないか、不審な点がないかを見てもらいたいとのことでした。

調査内容

盗聴調査は調査対象となる部屋に入る前から、アパートの周辺をチェックして反応がないかどうかを確認します。盗聴器は部屋の中に仕掛けられていることもありますが、部屋の外に設置されている場合もあるため、調査には注意が必要でした。

調査当日、部屋を訪問して、盗聴器が仕掛けられやすい場所などをくまなくチェックしました。電話やコンセントの内部などは特に注意が必要なため、ポイントを絞って調べていきます。

盗聴器を調べる機材は特殊なものであるため、仕掛けられていれば、特殊な電波が発せられているという反応があります。リビングやキッチン、寝室の重要ポイントに機材を当てて調べていきましたが、特殊電波は出ず、盗聴器がない判断できました。

また、男性が仕事で留守をしている間は調査員がアパート付近にて待機。アパート周辺から部屋まで、不審な人物が徘徊していないかどうかを確認していました。4日間にわたって、部屋を訪れた人物は郵便局員のみという結果だったので、男性にはそのことを映像データとともに報告。

納得していただき、調査は終了しました。

調査を終えての感想

依頼者の男性は安心した様子で、これからの生活が送れると言っていました。近年では盗聴調査の数は減ってはきているものの、セキュリティーの甘いアパートなどでは決して安心できないでしょう。

部屋に訪問者があった場合などは特に注意が必要ですから、業者などを部屋に招く場合は作業に立ち会っておいたほうが良いでしょう。また、仕事がら重要な情報を扱う方や、情報漏えいに厳しい対応が課されている方などは、盗聴調査はやっておいて間違いないと思います。

戸建てもアパートもセキュリティシステムは進化し続けていますが、情報漏えいには細心の注意が必要です。

記事の担当

探偵事務所 元調査員:野村雄二

大学卒業後に警備会社に就職。その後大手の探偵事務所に転職し、調査員として300件以上の浮気調査、企業調査、素行調査、結婚調査などを担当。探偵として一人一人のお悩みに向き合いながら、多くの調査をして相談者を解決に導く。10年以上に渡って勤務し、現在はその経験を活かして探偵に関する情報提供やコンサルティング、ライティングなどに従事している。2016年から探偵ポータルの編集長として探偵に関する記事を担当している。

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