探偵ポータル > 本当にあった不倫の体験談64選 > 憧れのお姉さん的存在の同僚と不倫 自分はもて遊ばれていただけだった。。。

憧れのお姉さん的存在の同僚と不倫 自分はもて遊ばれていただけだった。。。

最終更新日:

不倫の体験談
20代前半の頃、私は同じ職場の既婚女性と不倫関係にありました。私は独身、彼女は子どもがいないながらも結婚して数年目でした。彼女は世間的に見れば幸せな結婚生活を送っていたはずです。

しかし、彼女は私の勇気を振り絞った告白に心を動かされたのか、旦那さんには内緒で私と不倫をするようになりました。彼女は私より少し年上の20代後半で、私からすれば憧れのお姉さん的存在でした。それまでの私が付き合っていた女性は同年代か年下ばかりだったので、年上で既婚者の彼女がとても新鮮に感じられ、いつの間にか好きになっていたのです。

彼女は一見童顔で不倫なんてまったく無縁そうに見える女性なのですが、そこはやはり若くして既婚者になっているだけあり、恋愛にはそれなりにアクティブなところがありました。それをすごく強く感じたのが、職場以外で彼女と会った時です。

普段は接客業をテキパキとこなす優秀な仕事ぶりでしたが、私と一緒にいる時はすごく甘えてくるのです。一人称は彼女の名前でしたし、「ねえねえ」とまるで幼児のような甘えた声で話しかけてくることも一度や二度ではありませんでした。

それが私にとってはとてもレアに感じてしまい、不倫という沼へとどんどんハマり込んでしまいました。

そのころの私にも不倫をしていることへの罪悪感はもちろんあったのですが、若気の至りで「好きなんだからしょうがない」と開き直っていました。今考えれば甘え以外の何でもありませんが、当時はそう考えていました。

加えて彼女の旦那さんは仕事人間で朝から晩まで会社で働いていたので、私と彼女との不倫にまったく気付かないというのも、不倫をやめられなかった理由です。彼女はパートでしたからフルタイムで出勤していたわけではなく、私も土日以外で休みを取れる状況だったので、平日デートを楽しむこともよくありました。彼女といると心の奥底で恋心という名の炎が燃え上がり「恋愛しているなあ」という充実感に包まれました。その時は「不倫関係がまだしばらくは続くのだろう」と、どこか楽観視していました。

しかし、半年ぐらいそんな不倫関係を続けた後、私と彼女との関係は突然終わりをむかえることになりました。その原因となったのは、彼女の妊娠です。彼女は旦那さんとの子供を身ごもり、職場を退職することになりました。

ちなみに、彼女の子供の父親は、断じて私ではありません。なぜなら、私も彼女も避妊だけは万全にして不倫していたからです。また、肉体関係がまったくないわけではありませんでしたが、頻度はそれほど多くありませんでした。ですので、父親は私以外ということになります。

妊娠の事実を彼女の口から直接知らされた時、私は非常に大きなショックを受けました。なぜなら、不倫関係とはいえ彼女は私に愛情をしっかり注いでくれていると思っていたからです。旦那さんにはもう愛情がなくなってきているのだと、勝手に思い込んでいました。

しかし、彼女に子どもができたという事実を急に突きつけられ、その考えは私の勝手な妄想に過ぎないのだと思い知りました。彼女は旦那さんともしっかり愛し合っていたのです。

この時、人生で初めて女性の怖さやしたたかさを痛感させられました。その体験をしてからは、それまでの恋愛が何だかおままごとのように感じられ、それなりに恋愛経験豊富だと思っていたことがとても恥ずかしくなりました。要するに、私は彼女の掌の上で遊ばされていただけだったのです。

彼女と別れることになってからは、しばらく女性不信に陥ってしまいました。不倫という周りから認めてもらえない関係に溺れてしまった天罰だといわれればその通りなので、甘んじて受け入れざるをえませんでした。この不倫をきっかけに、私は「2度と不倫はしないようにしよう」と心に誓いました。事実その恋愛以降、不倫は一切していません。

女性は男性よりも精神年齢が上だとよくいわれますが、本当にそうだと思います。男性なんて、しょせんはいつまで経っても子供です。それを20代前半の時に、手痛い不倫を通して学びました。ただ、女性のことがよくわかりましたし、まったく無駄な経験ではなかったと思っています。

»「本当にあった不倫の体験談64選」に戻る

探偵・興信所おすすめランキング